アスランの独り言

トルコ軍楽隊から始まったトルコ旅で学んだこと

忘備録続き

労働基準監督署に相談メールを送ってから1週間後に担当者より電話連絡がありました。最初の感想は「本当に連絡してくれるんだ」でした。公的機関なのでコンタクトするにも手元に確たる証拠がなければだめなのかと思って長い間躊躇していたのです。

 

その担当者は「もう一度先方と話す機会を作って下さい。その際に残りの給与の支払い期限を設けて先方がその期限を守らなければ僕たちが動きます。」その言葉に大変勇気づけられました。大きな後ろ盾ができたような安心感と希望が生まれたような気がしました。「先方がその期限を守らなければ僕たちが動きます。」このフレーズ、何とも心強かったです。

 

仲介者の方に連絡をして現状も説明し(軽く揺すぶりをかけた感じです)団体に説明してもらったところなんと2~3日後には残り全額振り込まれて来ました。そんなことならもっと早くに支払えよと感じた次第です。後日、労働基準監督署の担当者に報告したところ電話口で笑って「それはよかったです。いつもこんなに簡単に解決できればいいんですけどね。」とのことでした。

 

1年近く長引いた給与未払い問題はこのように解決しましたが、これでトルコは長い間トルコ大好きだった1熱烈ファンを永遠に失った瞬間でした。現地在住のトルコ人の友人が以前から言っていたのですが「トルコ人と友達になるのはとても簡単。でも一緒に働いたり金銭がらみになると話は全く別になる。」はい。正しくあなたの言う通りでした。

 

私が好きなのは「オスマントルコ軍楽隊」と「トルコポップ」だけ。これからはこのスタンスで行きます。

 

日本に在住のトルコ人の皆様、ここはトルコではありません。トルコ流でことを進めるのはやめましょう。