アスランの独り言

トルコ軍楽隊から始まったトルコ旅で学んだこと

忘備録

トルコが大好きだった私ですが、大阪で2021年11月から2023年2月まで働いていた某NPO団体で経験したことを忘備録として記載しておきます。

そこは代表理事その他関係者も全員トルコ人の団体でした。代表理事とは長い間の知り合いでしたので仕事を引き受けたのですが、本当に大変つらい体験となりました。

その当時、別の所で働いていたため、すぐには仕事をやめる訳にはいかないので「日本では仕事を辞める際には少なくとも1ヶ月前に勤務先に伝えなければならない」旨を伝えると「辞める時には1週間前くらいでいいんですよ。以前、前日に辞めると言って辞めた人がいましたよ。」⇒ いやいや、思うにその人はトルコ人のあなたのやり方によほど耐えられなかったんだと思うよ。

なんやかんやで11月1日に出社した時、約束されていた社会保険加入が叶わず、理事曰く「試用期間なので2ヶ月後の来年2月まで社会保険加入できません。」⇒そんなこと聞いてないよ。社労士さん5名に相談したところ「それは違法な雇い方です。」と全員に言われた。

更に驚いたことに、その団体には税理士さんも経理も人事担当の人もいませんでした。誰が私の社会保険手続きをしてくれるのか....結局、2022年12月になるまで私は社会保険に加入できなかった。2022年2月に心配して連絡をくれた社労士さんが税理士の資格もあったので縁あって何とかこの団体と契約することになり、その税理士さんの助けがあって入社して1年以上経ってようやく社会保険加入が実現しました。

入社する際には正社員としてという条件が2022年2月には代表理事は人件費を削減しようと「給料月10万円くらいになるように仕事して下さい。」と言われ、契約書をいきなりパート(時給1000円)に変更しサインさせられました(その当時でも大阪の最低賃金は時給1030円)。更に「他の理事に相談しても無駄ですよ」とダメ押しを喰らいました。

仕事に関して教えてくれる人もなく長い間大変な思いをしました。更に2023年2月に入って1週間経った頃にいきなりの解雇通達。その時までに給与の未払いも3ヶ月+1週間分(解雇通達も1ヶ月前にはするべきという常識を知らなかったようです)となっていました。

退職してから1ヶ月分相当額は2回に分けて受け取りましたが、未だ2ヶ月+1週間分は未払いのまま連絡もなく放置されています。

ちなみにですがこの団体、消費税支払い義務があるにも関わらず税務署に支払っておりません。代表理事曰く「大阪市に毎年2万円消費税を支払っているんですよ」とのことでNPO団体はそんなに特別枠なのかと思っていたら2022年5月に大阪市から届いた書類は「大阪府民税 2万円」のことでした。日本のシステムがよくわかっていないのによく日本に帰化できたもんだと思いました。

今年2月末で退職してから現在まで悩みに悩んでいましたが、先日ようやく労働基準局にメールでですが報告しました。小さな1歩ですが進展がなくても次は弁護士さんに相談しようかと考え中です。